アハモフックの巧妙な手口に注意!騙される方が悪い??

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こんにちは、shunです。

先日、話題となっているドコモの新しい料金プランahamoについての紹介をしました。
人によってはデメリットになるところもありますが、従来の条件付き割安プランとは大きく異なる、良いプランだと思います。

ところが今度は、このahamoに関して悪いニュースが飛び交っています。
そのキーワードがアハモフック
今回はアハモフックとは何なのか、どこが問題なのか、世間的な評価…について解説していきます。

↓ahamo自体について知りたい方はこちらの記事を参照ください。格安スマホとの比較などをしています。

ahamoについての解説記事

アハモフックとは

アハモ(ahamo):注目が集まっていたドコモの新料金プラン

ahamoについての詳細については別記事で解説しているので、ここでは簡単に紹介します。

2020年までは、安さを実感できるプランがなかった

菅 現総理が総理大臣に就任する前「外国と比べて携帯電話の料金が高すぎる」として、携帯電話大手3社のドコモ、ソフトバンク、KDDI(au)に圧力をかけたのは、記憶に新しいかと思います。

そこから、大手3社は割安プランを打ち出しましたが、ぱっと見で安いように見えても、いろいろな条件をクリアしないとその値段にならないような、条件付き割安プランばかりでした…。

菅さんの後任となった、武田大臣も「紛らわしい」として、国民にとって安さを実感できる料金プランにするよう、訴えかけてきました。

2021年、ついに(まともな)割安プランが誕生!

そして2021年になって、ようやく実現したドコモの割安プランがahamoです。
サービスがオンライン限定になるなどの多少のデメリットこそあれ、月20GB 2,970円というのはドコモユーザーにとって非常に嬉しい割安プランであると言えます。

フック(hook):釣り針

フック(hook)は「鈎(かぎ)、釣り針」などの意味を持つ英単語です。
まっすぐな針のように突き刺すのではなく、釣り針のように引っ掛けるという性質を持ちます。
ピーターパンに出てくるフック船長のフックですね。

アハモフック:ahamoをエサに、ユーザーを釣り上げる

上記のように待望の割安プランが誕生したということで、ahamoは、またたく間に話題となりました。

しかし、ドコモはユーザーの期待を裏切ることになります。

ahamoの話題性をエサにして、ショップへ訪れたユーザーを別のプランへ誘導するという、実に巧妙な手口を使ってユーザーを失望させる事になったのです。
しかもこれが、一部のショップがやっていたとかでなく、ドコモ側がショップに指示をしてやっていたとのことです。
そのマニュアルもあったらしく、その中でアハモフックという言葉が使われていたようです。

ちなみにKDDI(au)も同様の手法、povoフックというのをやっています。
(そこは足並み揃えなくても良いんじゃないかな…)

アハモフックの手口

「1度ギガホ(別プラン)で契約すると、ahamoへの移行が楽」

別のキャリアを用いている人達で、ショップに相談に来た人にこのように言います。
ギガホというのはahamoとは全く異なるプランで、月あたり30GBで7,865円とかなり割高なプランとなります。

もちろん、上記のようなものは詭弁で、1度ギガホで契約する必要なんてありません
楽さを考えても、そのままahamoで契約するほうが楽です。

問題点:景品表示法に違反する

アハモフックが倫理的に良くない手法であることはわかりますが、法律的にもアウトだろうという捉え方がされています。

それが景品表示法。正式名称は「不当景品類 及び 不当表示防止法」です。景表法などという呼ばれ方もされていますね。

景品表示法では、実物よりも著しく良く見えるような表示の禁止や、懸賞などの景品についての制限をするものです。

消費者庁がわかりやすくまとめたPDFをネット上で確認できるのですが、アハもフックはその中の「おとり広告に関する表示」になると言われています。

アハモフックの例では、ahamoという広告をおとりにして、ギガホへの契約を推し進めるというやり方をしています。
実際に、アハモフックのマニュアルまで見つかってしまうと、「取引する意思がない」のは明らかになってしまいますね…

世間的評価:「騙される方が悪い」という声も

アハモフックが倫理的にも法律的にもアウトなのは上記のように明らかです。
ただ、世間的には「騙される方が悪い」という声も多いです。
詐欺など話が出たときの常套句ですが、普通の詐欺と異なる性質を持つので、その辺りを解説していきます。

「ショップに訪れる時点でahamoに向いていない」

Twitter上で「アハモフック」を調べると、「アハモフック見かけた」「アハモフック気をつけて」などのツイートの他、以下のようなツイートが見られます。

ahamoの基本コンセプトとしてオンライン専用というものがあり、これは公式が公言しています。

なので、オンライン専用のサービスについてショップで尋ねる時点で矛盾しているわけですね。
ahamoを使いこなせるのは、ある程度の情報リテラシーがある人に限られるということです。

情報があるので普通の詐欺より騙されにくいハズ

また、「騙されたほうが悪い」というのもわかります。

ahamoはオンラインで契約できますし、情報もきちんと出回っているので、ショップでの誘導が嘘だと言うのは調べればわかることです。

普通の詐欺だと、ニュースなどに取り上げられるまでは調べても情報が出てこないことがあるので、それらに比べればわかりやすいでしょう。

しかし、そこらの詐欺より騙されやすいところも…

一方で、アハモフックは普通の詐欺より引っかかりやすい側面も持ちます。

それは、場所がドコモショップだということ。
「まさか、ドコモが公の場で騙すわけがない」という感覚に陥った人は多いと思います。

まとめ と 個人的感想

今回は、問題視されているアハモフックについて紹介しました。
ahamo自体は魅力的なプランですが、その評判を利用する悪質な手口ですね。
ポイントは
ahamoはオンラインで契約する(ショップで契約しない!)
ということです。

話題になってきていますが、アハモフックは現在進行系です。(04月05日時点)
くれぐれも、「ニュースになってたし、もう大丈夫だろう」と高をくくらないよう、ご注意を!

個人的感想:オイシイ話には気をつける

個人的感想ですが、今回の件を詐欺と捉えると「騙される方が悪い詐欺」だと思います。
詐欺には「人の善意に付け込む詐欺」と「人の欲に付け込む詐欺」があります。
今回の件は後者で、騙されたのは「携帯料金を安くしたい」という欲がある人です。

そういった欲を持つこと自体は悪くありません。
ただ、オイシイ話には裏があるものです。そういったことを調べずに、「〇〇だから大丈夫」と鵜呑みにしてしまう人が詐欺に遭ってしまうと考えられます。
オイシイ話を見つけたときに情報を集めて自分で判断することが、今まで以上に求められる時代だと改めて思いました。

(この辺りの考え方は『クロサギ』(原案:原夏 武 / 絵:黒丸)でも書かれているので、興味を持った人は一度読んでみてください。10年以上前の少し古い漫画ですが、考え方自体は現代に通じるところがあり、面白いです。)

以上

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