こんにちは、shunです。
3月末になってようやく暖かくなってきましたね!
寒さが和らいだことや桜が色づいてきたことに加えて、東京などの緊急事態宣言解除によって一気に人が増えたように感じます。
しかし、宣言解除を喜ぶ声がある一方で懸念の声も多いです。
国民にとって気になるのが、コロナ感染者が再度増えるリバウンド。専門家の中には既に第4波が押し寄せているとする人もいます。
今回は菅首相の評判調査として、これまでの菅内閣支持率の推移、03月21日の緊急事態宣言の解除についての反応、少し踏み込んで次期総理として期待されている人は誰か…についてまとめていきます。
これまでの菅内閣の支持率推移
年末に下落。そこからは横ばい
まずは菅内閣の支持率を確認しましょう。
菅内閣発足後からの支持率・不支持率の推移は下のようになっています。

https://www.tv-asahi.co.jp/hst/poll/graph_naikaku.html
グラフを見てわかるのは、この2つです。
・12月に不支持率が支持率を上回る
・01月以降は横ばい (若干、支持率up)
コロナ対応にスピード感が足りなかった…
12月で一気に支持率を落としたのは、コロナ対応の遅さです。
GoToキャンペーンを中止せず、どんどん感染拡大していたのを覚えています。
菅首相は、「GoToが直接的の原因という結果はない」としていましたが、直感的に納得できない人が多いでしょう。
何とか年末から緊急事態宣言を発出しましたが、多くの国民から「遅すぎる」という声が上がっていました。
そこからの支持率は、ほぼ横ばいです。
リーダーシップに欠けるのも、トップとしてはツラい
また、菅首相の弱点の1つにリーダーシップの乏しさがあります。
菅首相は政治界以外も含む多くの人とのコネクションを利用して、そこからのアドバイスなどをもとに判断を下します。
そのようなリーダーも悪くはないのですが、コロナによる混乱との相性は最悪でした。
コロナ禍で必要なのは強い発言力・スピード感だったのですが、菅首相はどちらも得意ではない様子です。
東京都の小池都知事などがパワフルに事を進めていたため、そちらとの比較もされがちです。
首相としても、前回の安倍総理が独断に近い形で判断を下すタイプだったので余計に菅首相の弱みが目立ってしまいます。
緊急事態宣言の解除についての反応
「宣言解除は早すぎる」の声が半数
下は03月20日、21日に行われた朝日新聞社の世論調査です。

上のチャートを見ると、「宣言解除は早すぎる」という声がおよそ半分を占めているとわかります。
逆に「遅すぎる」という声が11%もあったことに驚きました。
確かに、よくよく考えてみると延長に延長を重ねた後の宣言解除だったので、飲食店業界の人にとっては、とても遅く感じたのかもしれません。
他にも、世論調査の項目は色々ありましたが、下のチャートから、コロナ対応に対して不満を持っている人は多いようです。
次の総理は誰になる?
まだ余裕があるとは言え、菅首相への不支持が支持と同等であるのは紛れもない事実です。
では、誰なら良いのでしょうか?少し気が早いかもしれませんが情報を集めてみました。
FNNが2021年の02月下旬に電話調査を行なっていたのでその結果を示します。
1位は河野 太郎さん やはり人気!

https://www.fnn.jp/articles/-/147245
1位は河野 太郎さん。やはり圧倒的な人気ですね…!!
外務大臣時代は他国に負けないほどのパワフルさを持って多くの国と、友好的に、時には好戦的に渡り合っていました。ここまで強く言える人は日本人では少ないのではないでしょうか?
河野さんと言えば、親近感が湧くツイッターも有名で、人気の高さからワクチン接種担当大臣として活躍なさっていますね。
2位は石破 茂さん、3位は小泉 進次郎さんです。
石破さんは長年のキャリアから、安定感のある政治家さんですね。いつ総理大臣になってもおかしくないでしょう。政治会だけでなく世間的な発言力も強いです。(顔が怖すぎる)
小泉 進次郎さんも人気が高いです。ポエムだとか構文を量産するのは置いておいて はっきりと自分の意見を言える人ですね。
進次郎さんの総理大臣案については「若すぎる」という声も多いです。政治活動を進める上では、若さは武器にもなるので良いと思いますが、外交の面でナメられないかの不安はありますね(^^;)
4位は安倍 晋三 前総理、そして5位が菅 義偉 現総理です。
菅さんは上の3人だけでなく、安倍 前総理にも負けてしまっています…。
国民は強いリーダーシップを求めている
上の結果から、上位3名に共通しているのは強い発言力です。
自分の思いを自分の言葉で
菅首相に対して「リーダーシップが足りない」という声が集まるにつれ、次期総理には強いリーダーシップが求められているのがわかります。
今後は衆議院解散 総選挙に注目 (任期満了は2021年10月)
このように世論は菅首相に対して良い状況とは言えません。
そこで気になるのが衆議院の解散総選挙です。
衆議院解散 総選挙は国民の意見を反映するので、戦略的には、世論が自政党に有利に傾いているときに行いたいものです。
衆議院を解散しなかったのは歴史的にもほとんどないため、よほどのことがない限りは任期満了までに解散 総選挙を行うでしょう。
衆議院の解散について、菅首相は03月26日に「まずはコロナ対応を優先」という旨の発言をしています。
まとめ
今回は2021年03月までの菅首相の評判をまとめました。
支持率低下は、まだ致命的ではないとは言え、菅首相にとっては喜ばしくない状況です。
多くの国民が注目しているコロナ対応がどのような結果になるか、政府の今後に大きく影響するでしょう。感染症としてだけでなく、政治の行方を占うものとしても、コロナの動きに注目が高まります。
以上
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