話題の新型SNS『Clubhouse』が日本でまだ流行っていない理由

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こんにちは、shunです。

みなさんは新型のSNS『Clubhouse』をご存知ですか?
ニュースやバラエティ番組などでも取り上げられ、認知度は上がっているようです。

しかし、ニュースなどで日夜取り上げられる割には、周りで使っている人が少ないような気がします。
そこで今回は、Clubhouseが実際に流行っているのか、今後 日本で流行っていくのかを分析していきます。

Clubhouseとは

新型の音声SNS

Clubhouseは音声でコミュニケーションを行うSNSです。
日本では2021年01月23日から運用が開始された新しいSNSです。

細かな特徴を紹介していきます。

特徴1:音声配信に特化したSNS

上でも述べましたがClubhouseは音声コミュニケーションに特化したSNSです。

これまでのSNSには、FacebookやTwitterなどでの文字メイン、Instagramのような画像メイン、TikTokのような(短時間)動画メイン…などのものがありました。
今回のClubhouseは音声に特化しているので、これまでのSNSとは少し毛色の異なるSNSと言えます。

複数人でチャットも出来ますが、必ずしも全員が会話する必要はないので様々な使い方ができます。
例えば、ラジオのように有名人の音声配信を聞いたり、共通の趣味を持った人と雑談や議論を行なったりできます。

アプリ内ではログが残らない(というか残せない)ので、他のSNSより気軽に発言できるのも特徴でしょう。この辺りは、音声の特徴をうまく使っていますね!

特徴2:SNSでは珍しい招待制

Clubhouseの特徴でよく挙げられるのが、招待制です。

SNSでは聞き慣れないシステムですが、新規ユーザーは、既にClubhouseを使っている人から招待を受けないとClubhouseが使えないということです。
招待されないと参加すらできない…というのは厳しいですね(^^;

初期状態ではClubhouseの招待券は2つしかないので、誰も彼もが参加できるものではありません。
これによりプレミア感が出て、この招待枠をオークションなどで買い取る人も続出しています。
(この記事を執筆している2021年02月時点では、メルカリで2,500円ぐらいで買い取られていました。)

なお、Clubhouseを数日使っていたり、アプリ内のフォロワー数が増えたりすると招待券は増えるので、少し安心ですね♪

特徴3:原則的には実名を使う

Clubhouseでは”原則的には”実名を使う事になっています。
この辺りは、Facebookと似ていますね。

しかし、本人確認などを行うわけではないので、簡単に偽名を使うことも出来ますし、ニックネームで使っている人も見受けられます。
一応、ガイドライン的には偽名を使うことは推奨されていないので、今後、罰則(アカウント停止)などの措置が取られる可能性はあるのでご注意を…。

これに関連するニュースでは、有名人の片岡鶴太郎さんになりすましたアカウントが出来ていたと2021年02月10日に話題になりました。
…とは言え、Clubhouseは上記のように音声でコミュニケーションを行うので、なりすましは他SNSより困難です。
(逆に、声マネを使ってアニメキャラなどになりすます…という楽しみ方もあるようです。)

日本で流行っているのか? 2021年02月時点

結論から言うと、日本ではまだ流行っていないというのが正しいです。
Twitterやニュースなどで話題になってはいますが、実際に使っている人が少ないです。
実際にデータを見てみましょう。

上のデータはLINEリサーチ調べによるものです。
2021年01月30日のものと、02月06日にアンケートを行なったものになります。

この記事では、Clubhouseの認知度が一週間で19%→52%と急増したことを強調していますが、実際に使っている人は、02月06日時点でたった2%しかいません。
(アカウントを持っている人を含めても4%)

この数値からすると、話題になっているとは言え、まだ流行っていないのが現実でしょう。

まだ流行っていない理由

日本でまだ流行っていないのは上のデータから分かるとして、理由は何でしょうか?
主な要因を紹介します。

Android版が存在しない

現在ではiOS向けのシステムとなっているので、AndroidユーザはClubhouseを使うことが出来ません

日本では比較的iPhoneが流行っているとはいえ、スマホユーザの約1/3はAndroidユーザです。
そのため、Androidユーザの数だけ機会損失をしていると言えるでしょう。

一応、Androidスマホに加えてiPadなどのiOS端末があれば、AndroidユーザでもClubhouseを使うことが出来ますが、そこまでして使うか…と言われるとビミョーなところです…。

リリース日から間もない

急に話題に上がってきましたが、日本でClubhouseのアプリ配信が開始したのは2021年01月23日なので、リリース日から間もない状態です。

なので、現時点では使用者が少なくて当然と言えます。

また、上記のAndroid版が非対応であったり、システムがまだ日本語に対応していなかったりするので、そういったリリース直後の問題も残っているので、まだ利用しにくいという状態でもあります。

今後、日本で流行っていくのか?

あまり日本向きでない という声が多い

上記のように、現時点で日本の使用者は少ないとして、今後FacebookやInstagram、Twitterなどの3大SNSと同じぐらい流行っていくのでしょうか?

使用者の感想や専門家の意見を見ていくと、「流行るだろうが一過性で、日本ではそれほど普及しないという声が多いです。
以下、その理由を紹介していきます。

実名制が日本の文化に向いていない

Clubhouseは実名制を原則としていますが、これが日本のプライバシーに関する考え方とミスマッチという声が多いです。
似たようなSNSにFacebookがありますが、世界的に見た使用率を確認してみましょう。

上のグラフを見ると、日本ではFacebook利用者が年々減少している事がわかります。
また世界的に見ても日本でのFacebook普及率は低いです。(下図。2017年末のデータ)

連絡手段として用いるLINEやWhatsAppは別として、日本ではFacebookよりTwitterの方が流行っています。
そのためプライバシーを重視する日本では、実名制という仕組みはあまり好まれないと言われています。

実名制を取り入れることで、相手がわかる安心感や芸能人などの特別性のようなメリットが増す一方、気軽にできなくなるというデメリットもあるので、難しいですね…。

代替となるSNSが既に存在する

上述のようにClubhouseは様々な使い方ができますが、一方でに既存のSNSで十分事足りるという見方もできます。

例えば、芸能人のラジオ配信であればYoutubeで事足ります。最近は芸能人の多くがYoutuberデビューをしていますし、芸能人が顔を隠す必要が無いのでラジオ配信にこだわる必要もありません。
また、知り合い同士の会話であればグループLINEやZoomで事足ります。

このように、今までの使い方をするのであれば、実名登録や招待制というハードルを越えてまで使いたいか…と言われるとビミョーなところです(^^;

「知らない人と会話できる」という新しいメリットを、多くの人に受け入れられるかがポイントとなります。

コロナ禍が過ぎたら需要が減りそう…

現在Clubhouseが注目されている背景の1つにコロナ禍があります。

コロナにより自粛規制などが多く、人と話す機会が少ないのでClubhouseを使いたいという人も多いようです。

しかし、逆に言えば、コロナが過ぎ去ったら需要が低下するだろうと捉える人も多いです。

需要が高まっているコロナ禍でユーザを確保できるかがカギになりそうですね!

まとめ

今回は話題となっている音声SNS『Clubhouse』について、実際のところ流行っているのかという分析をしてみました。

少なくとも今はAndroid端末や日本語に対応していないことや、招待枠が少なすぎるなどの問題があるため、まだまだ使いづらいといった印象です。

今後、時間が経つにつれ、問題は解決していくと思われますし、利用率もまだ低い状態なので、もう少し時間が経ってから始めるのがおいしいと思われます。

以上

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